パパ活にはまる一般男性達

今ではもうすっかり定番になりつつある“パパ活”。SNSでもよくこの名前を見かけるようになりました。
そもそもパパ活とは、若い女性が時間やお金に余裕のある男性と一緒にデートや食事、お買い物を共にすることで“お気持ち“としてお金をもらえる事。
援助交際に似ていますが、援助交際との大きな違いはカラダの関係の有無にあります。
このパパ活にもやっぱり賛否両論あります。どちらかというと否定的な意見の方が多いような気がします。
ですが、世間は思っている以上に貧困でとくに若い女性はそれが顕著。裕福な男性に支援してもらわないと生活が出来ないという女性はごまんと存在するのです。
そしてこのパパ活ですが、最近では富裕層の男性だけではなく一般のサラリーマンにまでこのパパ活が浸透してきているのです。
裕福層ではないのに、パパになろうとする男性の存在
富裕層の男性が愛人を囲っている、というのは安易に想像出来るのですが平均年収の男性もパパ活として女性を囲おうとしているのにはそれなりの理由がありそうです。
パパ活の平均はあってないようなものですが、一応相場を紹介すると・・・
パパ活の相場 | |
食事デート | 1万~3万円 |
純粋なデート | 2万円~ +プレゼント |
月極 | 5万円~15万円 |
(パパ活の相場がえぐい ~パパ活サイトで生活する女性の実態より)
因みに、パパ活をしながらカラダの関係を持つ方もいます。そういう場合、一気に相場も上がります。
例えば、エッチありのデートの場合相場は5万円、月極となると10万円以上が相場になります。
パパ活が生きがい?居心地がいい?
その男性は40代で独身。関東圏内で両親と同居をしています。
年収は450万円ほど。決してセレブ!富裕層!というわけではないのですがそれでもパパ活にハマっているそうです。
「休日家にいると親から嫌味を言われる回数が増えてきて、さすがに結婚どころか彼女すらいないとは言えず重い腰を上げて始めたのが出会い系サイトでした。出会い系サイトでは最初に割り切り希望の女性とだけ会うようにしてて、そこで知り合った女性が段々とパパ活のような感じになり今ではエッチ無しのパパ活オンリー、という感じです。現金だと月に大体5万くらいで、どこかへ出かけた時はその費用の全てを僕が出すという形なので、彼女と会う際は10万では足りない月もあります。」
「援助交際と言われると憤慨なのですが、援助交際というのはそもそも女子高生や若い女性を狙った犯罪でしょ?僕の場合、成人している女性とデートをしているだけなので援助交際とはまた別です。」
「お互いに割り切った関係だからこそ、今の関係があって居心地も良いんだと思ってますけどね。愛人ともまた違う、別の関係。パパ活っていうの?寂しい独身の男には、このくらいの距離感で丁度良いしお互い好きな人が出来ればそちらに移ればよいだけの話です。何も縛られるものはないのに、これだけ居心地が良い関係を続けられるなんて理想じゃないですか?」
この男性の場合、パパ活をすることにより得られる居心地の良さがパパ活を加速させているようです。
また、愛人のような関係でも援助交際でもないという点もポイント。
パパ活は自由
パパ活を始める人もそうではない人も知っておきたいのが、パパ活というのは自由に始める事が出来て自由に辞める事が出来ます。
それこそ、お互い別に気になる人や好きな人が出来ればその関係はそこで終わらせればよいだけの話。ですので、この男性のように気軽な気持ちでパパ活にハマる男性も少なくはないのです。
「実際、出会い系サイトで知り合った女性と何人も関係を持ちましたが、パパ活というのはお互い何度も顔を合わせた上でのパパ活となるから安心できますし、何よりも最近パパ活をしている女性は皆さん若くてきれいな女性ばかりですよね。そりゃ目移りもしますし、ガチガチのルールに固められて息苦しい結婚なんてそっちのけになりますよ(笑)」
結婚がガチガチのルールに固められて息苦しいものかどうかは価値観によってさまざまですが、この男性は少なくても結婚にあまり良い印象を持っていない事が良くわかりますね。
パパ活会場は何も出会い系サイトだけではない
この男性の場合、パパ活をするきかっけとなった女性と知り合ったのは出会い系サイトになります。
ですが最近、パパ活でパパを探す人はあっちこっちを利用していることが知られています。その中の一つに“結婚相談所”があります。
結婚相談所と言えば、ざっくりと結婚したいと思っている男女が会員登録をし、お互いの条件にマッチした相手と知り合って結婚したりお断りしたりする場所ですよね。
そこで最近結婚目的ではなく、パパ活のパパを探す事を目的に登録する女性が増えてきているのだとか。しかも、出会い系サイトでパパを探す女性よりも高い年齢層の女性が。
結婚相談所でパパを探す女性の年齢層は高く、30代~40代、中には50代の女性もいるのだそう。
まさに結婚適齢期の女性です。さらに、バツイチ子持ちの女性までパパ活目的で登録しているという。
こういった女性の多くは、
「お金持ちと知り合えたら結婚しても良いけど、基本的には男性のお金で好き勝手やりたい、出来ればお金が欲しい」
という考え方を持っているため、そもそも結婚相談所を結婚の相談場所として利用していないので非常にタチが悪いのです。
結婚相談所で以前パパ活真っ最中の女性と知り合った事があるという40代の男性は、
「結婚目的で登録したけど、いざ登録してみると綺麗な女性ばかりでついつい目移りしてしまう。それだったらいろんな女性と知り合って遊べるパパ活のパパでもいいかなと思って(笑)想像以上に予算は必要ですが(笑)」
「パパ活するようになってから独りでいる時間が圧倒的に減りました。これまでは会社と家の往復、帰っても楽しみは発泡酒を飲みながらナイターを見る事だけでした。それが最近、おしゃれをするようになり、どうしたら女性が喜ぶのかなどグーグルで調べる始末です(笑)生活に華が出来た」
と話しています。
女性経験が少ないとパパ活にハマりやすい?
今回ご紹介した男性はいずれも40代の独身男性となります。そして、この2人に共通しているのが“女性経験の少なさ”でした。
年収も同じくらいで決して富裕層とは言えないのにパパ活にハマる理由にはちゃんとワケがあるのです。
その中で、パパ活をしている女性は魅力的な女性が多く、ちょっと“お気持ち”を渡すだけでチヤホヤしてくれる。
そのお気持ちも、キャバクラや風俗に行くよりも安く済んでしまうのだから経済的だと思うのかもしれません。
パパ活にはまる一般男性 まとめ
パパ活自体に決まった金額はありません。
女性と相談の上で決める事も多々あるようです。
ですが、パパ活をしている女性は“プロ”ではなく“素人”。
水商売や風俗に通っている男性からしてみれば、こういった場所で支払う金額よりも遥かに安く素人の女性と遊べて、しかも手っ取り早く孤独や寂しさを紛らわしてしまうのだからハマってしまうのも無理はないのかもしれません。
成就されない事も承知の上でほどほどにしておかないと、本気になってしまった時に困ってしまいます。それこそ、惚れやすい男性は注意ですね。